凡例

一、底本には早稲田大学演劇博物館所蔵本を用いた。

二、 底本を忠実に翻刻することを原則とし、次のような校訂方針に拠った。

  二の一、紙面構成

 (1)各丁の表・裏の開始位置に、丁数の数字とオ・ウの略号を付し、底本の改行位置に従って改行を行う。

 (2)底本の本文をテキストデ−タの本文とし、文字譜・振り仮名等はカッコ記号内の付加情報として記述する。 

 二の二、文字・表記

 (1)仮名遣いは底本に従い、規範的な歴史的仮名遣いと異なるものがあっても、近世一般に見られる仮名遣いの揺れとみなせる限り、修正はしない。

 (2)仮名遣いの揺れに収まらない、明らかな誤字・脱字と判断されたものについては校訂時に訂正を行い、原文の文字列を付加情報として保持する。

 二の三、付加情報
 【 】文字譜
  文字譜については、【 】内に表示する。付与位置は該当文字の冒頭。
   例:【ヲロシ】御首途ぞ

 [ ]翻刻者注 
  このほか、翻刻者が必要と判断した情報を付与するため、[ ]内に情報を付与する
 書式を用意した。